2017年10月31日火曜日

10/31(火)地域との合同防災訓練を実施しました。

福米沢地区と土花地区合同の防災訓練を実施しました。
これは潟西中、始まって以来のことです。
今回は、震度6強の地震を想定しました。

まずは、避難訓練です。
潟中生は1分55秒で避難を完了しました。
これは、春よりも30秒以上も短い時間です。
近隣町内では、それぞれに1次避難をした後、
潟西中学校のグラウンドを目指して避難しました。
あいにくのグラウンドコンディションと強風、低温のため、
集合場所は校舎前になりました。
本来ならば建物から離れたところに避難しなければなりません。
市から 各町内に配付されたリヤカーに、
実際に人を乗せて避難してくださった方もいらっしゃいました。
ポンプ車も出動し、実際の場面を一層イメージすることができました。
避難訓練に続いて、体育館での防災教室です。
まず、男鹿市役所総務課危機管理室の方から、
防災についてのお話と非常食(アルファー化米)のお話をしていただきました。
アルファー化米の試食もしました。
地域の方からは、「普段食べているお米とかわらないね」
と、食べやすさに驚きの声があがりました。
続いて、男鹿地区消防署若美分署の方々から、
心配蘇生法を教わりました。
学年混合の7つの班に分かれて、
地域の皆さんも一緒に行いました。
一人一回体験することで、自信をつけることができました。
地域のみなさんも、一緒に挑戦しました。
会場のあちらこちらから、お互いのがんばりに、拍手が自然に沸き起こりました。
約2時間の訓練でしたが、とても充実したものになりました。
「潟中に60年ぶりに来ました」
「いつも朝会えば挨拶してくれる生徒は本当にかわいいです」
「名札の裏のメッセージ、ありがたいねえ」
などの感想を残して帰られた地域の皆さんの笑顔が印象的でした。

最後に、両町内会長の大越様と中田様から、
今後も是非一緒に訓練をしていきましょうという言葉をいただき、
初めての合同防災訓練を終えました。
 
今回の福米沢地区、土花地区との合同防災訓練は、
いざというときの心構えと、実際に判断して行動に移せる力を身に付けるために
大変貴重なものとなりました。
そして何より
近隣地域の皆さんと一緒に行う防災訓練ができたことは、
避難所「潟西中」としての大きな一歩になりました。
両地区の皆さん、ご参加いただき、本当にありがとうございました。
また、是非お気軽に潟中へいらしてください。

この様子は、「コミュニティ・スクール」のページでもご覧いただくことができます。

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